天までとどけ!
来週土曜日のバッハのコンサートが近づいてきました。
バッハは、今までもコンサートで沢山弾いては来たけど、
独りで“オールバッハプログラム”というのは初めてです☆
バッハは小学校の頃から弾き続けているけど、いくら勉強してもなかなか簡単にはその“境地”に到達できない、永遠の存在。 。
バッハのオリジナルの楽譜には他のものと違って、テンポや強弱、繋げて弾けだの短く切って弾けだのという指示が、ほとんど書いてありません。
「バッハを自分で解釈して、きちんと演奏するのは大変だから」と言って、なんと音大の教授でも、後世の人によってアレコレ書き加えられているアンチョコのような楽譜で生徒に勉強させる先生もいらっしゃいます。
(大変だからこそ、大学で勉強したいのに~。。)
が、私はバッハを弾く時はいつも、畏れもある一方で、おこがましくも彼との共同作業をしているような幸せ気分も味わってしまうのです。。
―――思いきり突き放されているようで、実は信頼されている―――
そんな“おやじと息子”みたいな関係みたいで…といったら語弊があるかな?
だって、演奏者に作品のディテールを委ねてくれるなんて、作者としてよほど度量が広くないとできないことだと思うのです。
(もちろん、時代的な背景はあるとはいえ…)
メロディーは弾いても弾いても際限がないほど深~い、慈愛のようなものに満ちているし
厳格かと思いきや、時にゾクッとするような色気もあったりする…。
ハーモニーは「渇!!」っていう感じの刺激に満ちているし
そのリズムときたら、ジャズの世界の人もよくヒューチャーするほど粋の極み。
彼の音楽って、誰のものよりも好きかもしれません。
子供の頃から、ピアノの先生もバッハだけは
すんなり“おまる”(合格印)をくれることが多かった。。
大学時代に、バッハの世界的権威だった故・エディット・ピヒト・アクセンフェルト先生のマスタークラスでバッハのレッスンを受けるという名誉な機会がありました。
私の演奏に、そんなバッハへの情熱(?)を感じてくださったのか
「こんな、深い理解とバッハへの共感に満ちた感動的な演奏が聴けるとは思いませんでした!」と、喜んでくださったのは、
宝物のような思い出です。
あれから幾年…。^^;;
今度のコンサートでは、そんなバッハの世界にあまり普段馴染みのない方も
「いっぱい知っている!」っていう方にも
新鮮に楽しんでいただけるように、
プログラムにも色々“仕掛け”(?)をご用意しました♪
それだけじゃありません!
主旨に賛同して下さった素晴らしい空間デザイナーの方が、
今回のためだけに、特別にステージや照明、入り口のブースなどを
造ってくださる事になったのです!!
きっと私にとって、生涯忘れられない日になることでしょう。。
優れたものに共通する、無条件にあたたかで、
人のすべてを受け入れてくれるようなバッハの音楽の世界を
会場のみなさんと共感できる時間になりますように…
アクセンフェルト先生に、天国で楽しんで聞いていただけるように…
雑念を捨てさって、すっかり空っぽの“素”な自分になって
とにかく心のすべてを音楽に捧げたい気持ちです。
よろしかったら足をお運びくださいませ。お待ち致しております。
2006年12月16日(土)午後6時開演
佐倉市志津ふれあいセンターホール
入場料 2,000円 (当日券 2,500円)
http://www.suzuki-minako.com/concert/index.html








